がんと腫瘍?同じじゃないの!?
こんにちは。
今回は癌についてお話ししようと思います。
皆さんは癌に対してどのような印象をお持ちですか?
やっぱり怖い
というイメージが強いでしょう。
では腫瘍についてはどう思いますか?
よく癌と腫瘍が同じものという人がいます。
でも厳密にはそれは違うのです。
では腫瘍とは?癌とは?
これからお話していきますね!!
まず始めは腫瘍について説明していきます。
腫瘍とは、言ってみれば細胞の過剰増殖のことを言います。
それもたった一つの細胞からです。
たった一つの細胞が周りの健常な細胞から自立してしまい、
自分勝手に増えていってしまうのです。
そして、健常な細胞は、普通ならアポトーシスという、
プログラム上の自滅システムが組み込まれているのですが、
これも適用されません。
これでは1個の細胞がねずみ算式にどんどん増えていってしまいますよね!
そして死ぬことなく増え続けていく細胞がやがて腫瘍を作り出してしまうのです。
以上が腫瘍の概要となります。
そして、、、
腫瘍は良性腫瘍と悪性腫瘍の2つに分類されます。
良性腫瘍とは、あくまで局所的な増殖にとどまります。
そして、予後が良い(腫瘍ができた後の経過は良好)というのも特徴の一つです。
では、悪性腫瘍とは何か、
まさに良性とは真逆の存在で、
転移して全身に広がり!!
予後が悪く!!
壊死することがあります!!
そろそろ、ここまでに話のながれで癌とはいったい何なのか予想できた方もおられると思うので結論を述べます。
悪性腫瘍=癌
この法則?が成り立ちます。
ちなみにその癌も2種類に分けられ、
上皮性の悪性腫瘍が癌腫、
非上皮性の悪性腫瘍を肉腫と呼びます。
でもここまでくるとややこしくなりますよね
だからこの先のお話は今回は致しません。
今回のテーマは癌とはいったい何なのか?
その答えを皆さんに伝えたかったので、私的にはこれで良しとしています。
これ以上の癌の知識について深めたい方は、また後日のブログを参照して下さい。
そして、時々聞く癌の転移!
実は癌の種類によって、転移先、予後などなど全く異なります。
そういったお話ができるよう、私も勉強しまとめてきますので、
皆さん楽しみにしてくださいね。
それではまたいつか